東日本大震災被災者支援チャリティーコンサート

中国江蘇省演芸集団 2011年11月10日

被災者のみなさんのために役立ててください

 チャリティ公演の収益金167万円!義捐金として贈呈

 11月10日の中国江蘇省演芸集団 被災者支援チャリティ公演の収益金1670865円を、12月19日午後3時、岩手県庁9階の「保健福祉課企画室」に、「岩手県」、「きょうどう作業所巻絡会岩手支部」、「岩手県難病疾病団体連絡協議会」に一堂に会していただいて、「被災して苦しんでいる人たちのために役立てて使ってほしい」と、当チャリティ公演実行委員会代表の沼田稔さんの手から、それぞれの団体の代表の方に贈呈させていただきました。

 5月半ばからの数えれば約7か月。幾多の困難はありましたが、みんなで励ましあいながら乗り越えてきた成果を、今日、こういう形で被災者の方々へお届けすることができました。改めて協力していただいた方々へ御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 遠くて私たちの声が届かないかもしれませんが、この運動のきっかけを作ってくださった、中国江蘇省園芸集団のみなさん、その仲介の労を取ってくれたポラリス社の蔡国平氏に心から「ありかどう」を言いたいと思います。

 実行委員会はすでに11月24日に解散しましたが、事務局の5名も、今日を持ってその任を解かせていただきます。
 また、みなさんと、世のため他人のためになる仕事を一緒にできることを期待しつつ、ここに事務局の解散宣言をさせていただきます。
また、いつの日にか・・・・。

写真は、県保健福祉部長の小田島智弥氏に義捐金を手渡す沼田稔実行委員会代表(左)

 

 11月10日、被災地岩手の県都「盛岡」の市民文化ホールは江蘇省演芸集団の舞台を見たいと集まった人たちでいっぱいになった。
 「東日本大震災で苦しむ被災者支援のためのチャリティ公演ができないか」とのみなさんの申し出に、「ありがとう、共に被災者のために」と100を超える団体と120名を超える岩手の有志達が市民レベルで実行委員会をつくり立ち上がった。そして6か月取り組んできた結果が、ここに結集したのである。
 日本では北に位置する地方の岩手県で、1500席のホールをいっぱいにするコンサートは並の努力ではありえないことだ。それだけ被災地岩手の人たちは、みなさんの好意に強く、強く反応したことは間違いない。

会場をいっぱいにした観客たち

演芸集団へ花束の贈呈

バスツアーに参加されたみなさん。

受け入れ側のスタッフは100名! 中には、中国と関係の深い人たちがたくさん。

 観客の方たちから驚かれたことがある。それは迎え入れのスタッフが一〇〇名もいたことと、その中に三二名もの通訳の札を胸に下げている方たちがいたことだ。(上の写真は岩手大学の留学生のみなさん)この人たちは二つの大学の中国からの留学生二七名と、県中国人会、日中友好協会、満蒙開拓殉難者の霊を守る会等々、今まで全く知らなかった中国とのつながりのある団体の人たちが駆け散じてくれていたことだ。
 このことにも象徴されるように、私たちはこの取り組みを通して、実にたくさんの中国と関係の深い人たち、団体と出会うことができ、そこに流れている思いの共通性に気付かされた。ある女性から「撫順の会とは、何をしている団体か」と詰問されるような電話を受けたことがある。少し身構えたが、話を聞けば小学時代を撫順で過ごされた方で、30分近く思い出話に耳を貸すことになった。その見ず知らずの方が14枚ものチケットを販売してくれた。また、満州からの引き上げで九死に一生を得た死の逃避行の話をしてくたれ方もおられる。中国と深いつながりを持っておられるこうした個人や団体とたくさん出会えたことが、もう一つ私たちが手にしできた宝でもある。

大いに盛り上がった打ち上げ大交流会

公演終了後、9時45分から、夜中まで、実行委員と園芸団員たちは、疲れをどこかに吹っ飛ばして大いに飲み、大いに食べ、腹を割って成功を喜び合い、世のふけるのも忘れて日中友好の絆を確かめ合った。

演芸集団から実行委員会へお返しとして贈られた品は

 私は、花束贈呈のエンディングのステージは何度も見てきたが、返礼の品が主催者に贈られる場面を見たことがないので、戸惑ってしまいました。 江蘇省園芸集団のみなさんから返礼として贈られた品物はきれいな刺繍の額でした。